慢性疾患患者の看護

看護師は病院や介護施設などといった様々な場所で活躍しており、その施設によって細かな仕事内容は異なってくる。また、患者の状態によっても仕事内容が異なるので、どのような看護をしたいのか、どのようなスキルを身につけたいのかをしっかりと考えて職場を選ぶことが必要だ。

患者の状態は、病気の症状により、急性期や回復期、慢性期などに分けることができる。
慢性疾患は、徐々に症状が発症していき、治療やその経過に至るまでが長期に至る疾患のことを指している。
慢性疾患患者の看護は、ほかの診療科の看護とは異なる点もある。複数の疾患を抱えていることもあるため、患者の様子を常に観察して、細かな違いにも気づいて対処することが慢性疾患の患者の看護では重要だ。(※慢性期疾患の詳細:http://chronicdisease-reviewcourse.com

看護師の勤務は2交替や3交替で回されることが多い。そのため急性期患者の看護とは異なり、しっかりと休憩できることも多い。
しかし、常にゆったりと働けるわけではない。時に患者の容態が悪化することもあり、その対処は必要になる。

また、慢性疾患を抱えている患者の治療は、医師と看護師だけで行うことはほとんどない。薬剤師や管理栄養士、ソーシャルワーカーに作業療法士、理学療法士といった様々な専門家が集まって医療を行うことが多い。
各分野の専門家とチーム医療を行うため、コミュニケーションを円滑にして連携を取り合うことも大事だ。治療方針が長期にわたるので、根気強く患者に寄り添える人に向いているだろう。